コチニールエキス(cochineal exfract)
カーマイン(carmines)
カルミン酸(cochineal and carminic acid)
天然紅4号
コチニール色素、ラック色素の使用例
結構色んなものに、使われています。
- テキスタイル染色:和服・布地・繊維・織物・紙・染め物・草木染
- 化粧品:口紅・頬紅・マニュキア・ヘアダイ・アイシャドー
- 薬:錠剤・粉末剤・飲み薬
- 医療分野:マーカー
- 病理検査:細胞染色・蛋白質染色
- 顔料:褪色しない高級赤インク・絵具
- 食紅:赤が食欲をそそる色んな食い物…例えば、いちごミルクや、
- 女の子の味方として名高いFIBE-MINI。
- ハムかつの主たる具と言うか、それしかないハム
。
コチニール虫の大解剖!
コチニール虫とは、カイガラムシ科のエンジムシ
(Coccus cacti コカス カクティ)のお仲間です。
生息について

サボテンの表面にボコボコ張り付いて生息しますね。
唯、サボテンなら何でもござれって訳ではなく、
しっかりと選り好み(笑)してくれます。
ウチワサボテン属ベニコイチジク
[Opuntia coccinellifera(オプンティオ コクシニリフェラ)]、
[Opuntia tuna(オプンティオ ツナ)]いうサボテン限定です。
主要産地
中南米のペルー、エクアドル、チリ、メキシコが主要産地で、
他に、ケニア、西インド諸島、カナリア諸島、スペインなどで産します。
生産方法
メスにしか色素がないんですよ。
雨期が終ったら,、他の場所で飼育していた♀のコチニール虫を、
サボテンの葉っぱに乗っけます。すると、「待ってやした!」とばかりに、
即行、産卵。
卵から孵った幼虫は、繭のような糸を出して…
まるで…1961年、モスラの幼虫が東京タワーに繭を作った
あの悪夢を髣髴とされるが如く、サボテンを被っちゃいます。
コチニール虫界では、人間界と違って、は数が極めて少なく、
完全なる少数派。それに対し、は元々多数派のくせに、
卵を孕むとサイズが倍に膨らむので、数でもサイズでも
圧倒的な存在感なのです、はい。
採取は、卵を産む前の妊婦がお約束。
手作業で、人間が手で刷毛を使って妊婦を掻き集めたら、
残酷にも熱湯にどぼ~ん。
煮沸後、天日で乾燥させたモノが、自称ヘルシー派御用達の色素の原料となります。
干乾びたコチニールを水やエタノールで抽出して、コチニール色素となるのです。
生産量
全世界で産生される乾燥コチニールの生産量は、約1150トン。
中でもペルーが断トツに高く、80%以上を産します。
コチニールは、取り引き価格が比較的高いので、農業に適さない
貧しい地域では貴重な収入源です。最近では、大規模なプランテーションが、
各地で展開されています。
因みに、左図は、プランテーションでのサボテンの栽培の様子。
この広大なサボテン畑でコチニール虫がすくすくと育つのですねぇ。
日本での消費量は、120トンだそうです。
構造式
主成分(主色素)はカルミン酸。橙色~赤紫色をしています。
色調
最もよく使われるのは中性溶液での赤色です。
酸性溶液では橙色、中性溶液で赤色、アルカリ性溶液で赤紫色、となります。
ややボケた様な色調で、
正にスタバの”ストロベリー・フラペチーノ”カラーです。
(現在、コチニール色素は使われていないそうです)
カンパリソーダのカンパリってお酒の色も、このコチニール色素によるものです。
コチニール色素の歴史は非常に古く、古来インカ帝国の時代より、
洋服や装飾品の着色に使用されてきました。
コチニール色素の赤色は、どう贔屓目に見ても、あまり綺麗な色ではありません。
ですが、最近の天然志向、ヘルシー志向の潮流から、
長らく赤色着色料として頻用されて来た「赤色2号」が合成着色料と言う理由で
消費者に受け入れられなくなって来た昨今、天然着色料である「コチニール色素」
の株が急上昇する訳です、はい。
コチニール色素は15世紀から染物などに使われてきた「自然素材」で、
今では肉やアルコール飲料、菓子やチーズなどの食品や化粧品の
着色に広く使われている。
FDA(米食品医薬品局)は安全性にお墨付きを与えているが、
WHO(世界保健機関)は一部の人に喘息やアレルギー反応が
出る場合があると警告している。
以上 抜粋引用
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コチニールカイガラムシが必要になるそうです。
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