ラップ剤についての過去記事で
ご質問があったので、再掲します。
私が混同して表記してしまったところを
訂正しました。
ポリエチレン容器もポリエチレンラップも
私の体が赤くなる、痒くなるはありません。
水でPETボトルやポリプロピレンが溶け出したもので
注射部位から血管に沿って赤くなったり
固定薬疹(同じ部位が赤くなる)が起きるようです。
ご質問いただいた方には
下記のようにお答えしました。
ソフトバッグと呼ばれる素材について 下記の記載を見つけました。 プラスチック製の枕状の輸液容器を「ソフトバッグ」といい、 やわらかい材質であることから、点滴するにつれて 容器が大気圧でしぼんでいくため、通気針(エア針、空気針)を必要としない。 また、プラスチック製の輸液容器の材質には、 ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、 エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)などがある。 なお、PVC製バッグは可塑剤であるフタル酸ジエチルヘキシル(DEHP)の溶出と、薬物を収着すること、さらに廃棄上の問題もあり、 現在は使用されていない。 出典等:幸保文治.注射薬投与法の基礎と工夫.メディカルトリビューン, 2001, p.43-44 日本薬局方解説書編集委員会編.第十七改正日本薬局方解説書.廣川書店, 2016, B-694 ポリプロピレンは、まだ使われていると思うので それに反応した可能性があります。 |
以下 再掲
電子レンジを使わなくなって
10年以上のDr.Rikaです。
まず食品用ラップの素材には、一体どんなものがあるのかを知っておきましょう。
食品用ラップの素材は、大きく分けて、
塩素系素材とポリエチレンの2種類あります。
塩素系素材は、以下の2つがあります。
- ポリ塩化ビニリデン
- ポリ塩化ビニル
上記は、「クレラップ」「サランラップ」といった
大手メーカーのラップに使われています。
ニオイや湿気、空気をシャットアウトしてくれるのが魅力です。
しかし、上記の素材は、燃やすとダイオキシンを発生させると言われています。
また上記のラップには添加物が含まれている事があります。
界面活性剤(ポリオキシノニルフェニルエーテル)という添加物が
含まれた上記のラップを浸した水に金魚を入れると
金魚は狂ったように暴れた後、死んだということが
実験によって明らかとなっています。
現在、界面活性剤(ポリオキシノニルフェニルエーテル)の配合はありませんが
違う添加物は配合されています。安全な添加物であるのかは不明です。
界面活性剤(ポリオキシノニルフェニルエーテル)のように
神経や脳に影響が出ないとは言い切れないのが現状です。
ポリエチレン製のラップは、「ポリラップ」というラップが有名です。
ポリエチレン製のラップは、水素と炭素しか含まれていない為、
ダイオキシンは発生しません。
燃やすと二酸化炭素と水が発生するだけです。
また熱で溶けても体への影響はありませんので安心です。
少々粘着性は悪いですが値段が安いのがメリットです。
空気を通すので呼吸している野菜・果物の活用にオススメです。
電子レンジで食品を温める場合は、なるべく耐熱容器を活
用するようにしましょう。
これにより、ラップの危険性を確実に回避することが出来ます。
安全性だけでなく、経済性も重視するのであれば、
迷わず食品用ラップフィルム、ポリエチレン製を選択するようにしましょう。
ダイオキシン=特定の物質と思ってしまいがちですが
ダイオキシンは、以下3つの物質の総称です。
- ポリ塩化ジベンゾパラジオキシン (PCDD)
- ポリ塩化ジベンゾフラン (PCDF)
- ダイオキシン様ポリ塩化ビフェニル (DL-PCB)
上記の定義に該当する化学物質の異性体は400種類以上ありますが
その中で毒性を持つのは30種類程と言われています。
その種類によってはサリンの2倍、青酸カリの1000倍の毒性を持つ
ダイオキシンもあると言います。
その為、ダイオキシンは、かつてベトナム戦争で使用された枯葉剤にも
含まれていました。
それ程、ダイオキシンは毒性が強いのが特徴ですので、強い農薬や殺虫剤、
除草剤にもかつて使われていました。
ダイオキシンは人工的な毒物としては最強であると恐れられています。
ちなみにダイオキシンの毒性を上回る毒は、
天然ではボツリヌス菌や破傷風菌が生成する毒素です。
ダイオキシン類の中で最も毒性が強いのは、
2,3,7,8-テトラクロロジベンゾパラダイオキシン(TCDD)です。
世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関(IARC)により
人体にガンを発生させると評価されています。
ダイオキシンは微量でも長時間、体内に取り込まれていけば
以下のような影響が引き起こされる恐れがあります。
これはマウスによる動物実験でも明らかとなっています。
- 免疫機能の低下
- 発育異常
- 胎児の奇形
- ガン
ですので、多量に体内に入れば、致命的です。
ラップの耐熱温度は、
ポリ塩化ビニリデンが140℃、ポリ塩化ビニルが130℃、ポリエチレンが110度です。
それ以上を超えなければダイオキシンの発生はないと言われていますが
ラップの成分が食品の油脂に触れると上記の温度を超えて、
ラップが溶けることがあります。
ダイオキシンは雨に降り注がれると土壌や海に落ちていきますので、
野菜や果物などの農作物は土壌にある栄養分と共にダイオキシンを吸収しますし、
プランクトンもダイオキシンを吸収したりすることで、
それらを食料にする生物の体内にまでダイオキシンは取り込まれることとなります。
つまり、次々とダイオキシンの害は広がって行くのです。
ダイオキシンは、塩素化合物を含んだ物質を
300℃~500oC程度の低温で焼却した場合に発生しますので、
ご家庭で焼却せずに必ずプラスチックゴミとして、出す事が大切です。
800oC以上で燃やせば問題はないとされています。
年々、ゴミ焼却炉技術は、向上していますので、適切に処理を行えば
ダイオキシンが容易に発生してしまうということはありません。
環境ホルモンとは
塩ビ系ラップの場合、成分が食品の油脂に触れて溶け出すと
人体に影響が及んでしまうことがあります。
つまりダイオキシン以外の以下のような環境ホルモンまで発生してしまうのです。
- アジピン酸エステル
- フタル酸エステル
- ノニルフェノール
- エチルヘキシルアジペート
環境ホルモンは、別名、内分泌かく乱物質と呼ばれています。
体内のホルモンに異常を生じさせる物質を総称したのが環境ホルモンです。
体内で正常な働きをしているホルモンが環境ホルモンによって、
乱されると体には以下のような疾病が引き起こされる恐れがあります。
- 乳がん
- 子宮内膜症
- 不妊
- 催奇形性
- 発達障害
- アレルギー
上記の環境ホルモン(内分泌かく乱物質)は、1兆分の1という超低濃度でも
体内に悪影響を与えると言われています。
「環境ホルモン全国市民団体テーブル」の調査によって、塩素系ラップで、
食品を包み、温めたところ、環境ホルモン(内分泌かく乱物質)の一つである
ノニルフェノールが検出されたことが判明されています。
ノニルフェノールは家庭用合成洗剤としても使われていますがガンだけではなく、
奇形まで発生させると言われていることからヨーロッパなどでは、
家庭用合成洗剤には使用が規制されています。
日本でも大手メーカーなどを中心に使用の規制が行われるようになっています。
ですが家庭用洗剤に含まれている合成界面活性剤が環境中(バクテリアなど)で
分解されるとノニルフェールなどの環境ホルモン(内分泌かく乱物質)に
変化することが分かっています。
またポリ塩化ビニリデンを溶出させた培養液で乳がん細胞を培養した結果、
通常の2倍近く増殖したことが実験によって明らかとなっています。
以上
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というサイトに無添加ラップについて詳しく書かれています。
添加物としては、
脂肪酸誘導体
エポキシ化植物油
そのほかにも2種 紹介されていました。
気になる人には「無添加ラップ」がおすすめ!
「エンバランス加工」とは、(HP より)
ミネラルを含んだ良質な水と、プラスチックの原料を、
水熱科学の理論を用いて反応させた特殊な加工技術です。
エンバランス加工されたプラスチックには劣化・腐敗を抑える力が備わります。
この加工技術は、抗菌剤や殺菌剤、薬品などを用いたものではないので、
人体に害は無く安心してお使い頂けます。
また、表面にコーティングするような加工ではないので、
洗浄によりコーティングが剥がれたり、
使用時に溶け出したりするようなこともありません。
エンバランス効果は持続するので、安心して繰り返し永くご利用頂けます。
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愛用しております。
✴️ オーガニックヘンプコットンの蜜蝋ラップ
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