
ステンレスは、18/8や18/10と、数字で種類が分かれており、
普通のスーパーで売られているステンレスの鍋は 多くが18/8で、
All-Clad の鍋は18/10で、しかも底面だけではなく
All-Clad には5つのシリーズがあります。
LTD2、Stainless Steel、MC2、Cop-R-Chef、Copper-Coreです。
LTD2シリーズは、
MC2シリーズは正式名称をMaster Chef 2といい、内側部分が18/10ステンレス、
Stainlessシリーズは内側部分が18/10ステンレス、真ん中が熱伝導率の良いアルミニウム、
Copper-R-Chefシリーズは、調理面である一番内側部分が18/10ステンレススチール、
Copper Coreシリーズは、調理面である一番内側部分が18/10ステンレススチール、
ステンレス素材のフライパンの特徴
良いところ

ステンレスフライパン
鉄と違い錆びないので、手入れに気を使うことがありません。熱にも強くどんな調理もこなせます。
きちんと手入れすれば、いつまでもシルバーの輝きを保つことが出来ます。
鉄と違い表面がシルバーなので、ソースの色がわかり易く、コゲ具合に注意が必要な料理でも安心です。
悪いところ
熱の伝わりが悪いので、焼きムラができやすく焦げ付きやすいです。
新品の時はピッカピカのフライパンでも、使っていくうちにキズがついて曇っていきます。
まとめ
なんでも調理でき、手入れも簡単で、ビジュアルも良い。といいことづくめです。
熱が伝わりにくい弱点が有りますが、熱伝導の良いアルミをステンレスで挟んだ構造や、
フライパンの底にアルミを張り付けたものなど、弱点を補う製品も作られています。
基本的に、熱のムラをなくし油を引いて使えば焦げ付くことはありませんが、
同じステンレスのフライパンでも製品によって対応方法が異なってきます。
フライパン特有の癖を見極める必要があるので、鉄のフライパンより慣れるのに時間がかかります。
🔵ステンレスの特性とは?
「ステンレス」は、水筒や魔法瓶にもよく使われていますよね。
「熱いものは熱いまま」「冷たいものは、冷たいまま」
にしておける優れ物です。
ステンレスが、保温性に優れた材質であるということなんです。
これは逆に熱が伝わりにくい、
つまり、熱伝導率が低いということでもあります。
確かに、ステンレスフライパンは、熱伝導があまりよくないので、
フライパンの温度にムラが出来てしまいます。
それが「くっつきやすさ」の理由です。
ところが、熱伝導の悪さが逆に、
一度温度があがると下がりにくい
というメリットにもなるんです。
以上