3年前に書いた記事ですが、
最近 酵素玄米を作り始めた方を
ちらほらお見かけするので
今一度アップしますね💓
基本
揚げ物
小麦 パン パスタ お好み焼き ピザ
白砂糖
乳製品 牛乳 アイスクリーム チーズ ヨーグルト
などは私も愛犬も食しません。
炊いたあともそのまま保温できる
毎日炊いている今があります。
現在は、新なでしこ生活という
発芽させてくれて、IHではなく
二重圧力蓋の炊飯器を用いていますが
半導体欠品につき、製造販売していないようですね。
以前に使っていた炊飯器新型バージョンが
こちら💁♀️
|
自分で発芽させる玄米と、市販の発芽玄米って
酵素玄米を作っている方で
発芽させていない方❣️
栄養不足になるだけでなく
毒を体に入れてしまうことに❣️
大腸がん闘病記より抜粋
玄米の食べ方に注意 - 玄米(種もの)には発芽毒がある
玄米や雑穀をはじめ、あらゆる植物の種子には、
その子孫を守るため動物に食られ過ぎないよう身を守るメカニズムや、
土の上に落ちても腐ることなく、やがて発芽に適した季節になると
芽を出すことが出来るような、栄養成分を自らの中に閉じ込めたまま
外に出さないメカニズムが働いています。その因子がアブシジン酸やフィチン酸です。
アブシジン酸(ABA)は植物ホルモンであり、
発芽抑制因子として、植物の発芽を調節しています。元・東京大学医学部口腔外科教室講師、西原克成医博は、
「ABAはミトコンドリア毒なので、玄米食には注意が必要である」と
警告されています。ミトコンドリアはエネルギー代謝に関わる大変重要な細胞小器官です。
したがってミトコンドリアが悪影響を受けると、
エネルギーを作り出せなくなって、低体温になり、不妊、ガン、
さらには全ての体内酵素の働きが鈍くなるという問題が起こり、
免疫も低下します。アメリカ合衆国国立科学研究所会報に発表された論文によれば、
人体に対しABAの作用で、ヒト顆粒球(白血球の一種)で食作用が活発化し、
活性酸素や一酸化窒素が多量に産生され、生体細胞内のミトコンドリアが損傷され、
諸疾患の原因になることが指摘されています。厳格なマクロビオティック玄米菜食を行っている人の多くは顔につやがなく、
皮膚は黒ずんで覇気がありません。低体温はガン細胞が好むところで、
玄米を食べていたのにガンになったという声をよく聞くのは、
そういうことも一因ではないかと思います。出典:発芽モード玄米調理には天日干しの生きている玄米を
カタログ2011年5月4週号
ミトコンドリアは、細胞にとって「核」の次くらいに重要な器官です。
細胞が活動できるのは、ミトコンドリアが食べ物からエネルギーを合成し、
絶え間なく供給してくれるからです。
一説によると、一日に体重と同じくらいのエネルギー(ATP)を、
体中の細胞に供給していると言われています。
そのミトコンドリアが傷つくということは、いくらご飯を食べても
エネルギーを十分に作れなくなるということなので、当然疲れやすくなってきます。
「エネルギー = 熱」ですから、ミトコンドリアが衰えると、冷え性になります。
低体温は免疫力を下げますから、病気やあらゆる感染症にかかりやすくなります。
細胞がエネルギー不足になるわけですから老化が早くなり、
筋肉もなくなっていくので痩せていきます。
全ての代謝に影響が出てくるので、ホルモン分泌もおかしくなり、
「やる気がなくなる」「頭の働きが悪くなる」「怒りっぽくなる」
「物事に対して興味がなくなる」「悲観的になる」etc・・・。
全て、(昔の)私の症状にぴたりと合致していますね。(^^;
つまり、玄米食で体調を崩してしまう原因は、その消化の悪さにあるというよりも、
発芽抑制因子による毒だったのです。
私だけではありません。玄米食をやられている方々に実際にお会いしたり、
玄米食を実践されている方のブログを拝見してみると、
よく噛んでいても病状がよくならないケースが本当に多い、
むしろやつれてきている印象さえあります。
その体調不良は消化不良からきているのではありません。
もちろんミネラル欠乏からきているわけでもありません。
「発芽抑制因子」からきているのです。
ですから、この「発芽抑制因子」の活性をいかに抑えるかが、
玄米食をやる上で非常に重要になってくるわけです。
発芽抑制因子(アブシジン酸)の毒を
無毒化する2つの方法
2017/5/29 大腸がんの食事療法 0
ということで、いよいよ「毒物を抑える方法」の説明に入っていきたいと思います。
結論から言うと、方法は以下の2つです。
- 乾煎りする
- 水に一定時間浸水させて、発芽状態にする
実はこの2つの方法は、「発芽抑制因子」の毒を抑えると同時に、
玄米の金庫のような堅い細胞壁を軟化し、消化しやすくする効果もあります。
ですから、玄米を炊く前にこの2つのどれかをやらないと、
- 消化しにくい・・・、
- 毒にやられる・・・、
- 不味い・・・、
- 栄養成分を十分に吸収出来ない・・・、
もうね、全くいいことないのです。(苦笑)
以前の記事でも紹介した「玄米に含まれる特殊な抗がん物質」を
存分に吸収するためにも、上記の方法のどれかが必要になってくるのです。
- 玄米は副作用のない天然の抗がん剤
市販の発芽玄米がダメダメな理由
2017/5/29 大腸がんの食事療法 0
「発芽抑制因子(アブシジン酸)」は植物性ホルモンの一種です。
(参考:発芽抑制因子(アブシジン酸)の毒性についてはこちら)
アブシジン酸は乾煎り(超高温)によって構造が完全に変化し、死活化します。
水に浸すことでも「発芽抑制因子(アブシジン酸)」は不活化しますが、
死活化はしません。つまり、「発芽抑制因子(アブシジン酸)」の毒性が、
また復活してくる可能性があるということです。
どういう時に「発芽抑制因子(アブシジン酸)」が再活性化してくるかというと、
「水を与えられていた種が、再び乾燥した時」です。
これが「よくできているなぁ~」と感心するのは、
種としては急に「水分」という栄養補給が絶たれたわけですから、
種:「まだ、発芽すべきじゃないのか・・・。もう少し大人しくするか(´・ω・`)」
となって、より慎重になり、
以前より強力に「発芽抑制因子(アブシジン酸)」が活性化されてしまいます。
一度そのような経験をした種は、「発芽抑制因子(アブシジン酸)」が
より強力に復活することによって、「発芽するまでの時間が平均よりかかる」
と言われています。
(参考 → 発芽モード玄米調理には天日干しの生きている玄米を
カタログ2011年5月4週号)
ダイエットとリバウンドを何度も繰り返す人は「痩せにくい体質」になると
言われていますが、その話と似ていると思いませんか?
種も人間も同じ生物ですから、
「飢餓に対応する為に、生物としての正常で自然な反応」と言えるかもしれませんね。
世の女性達には好まれないでしょうが・・・。
このような種(タネ)の性質を鑑みるに、
市販されている「乾燥した発芽玄米」は、
通常の玄米以上に「発芽抑制因子(アブシジン酸)」の毒に
犯されていることが分かります。
より危険な食べ物を、業者はドヤ顔で販売しているわけですね。(苦笑)
まとめると・・・。
- 発芽玄米は、予め発芽されている市販のものを買っても意味はない。
- 「発芽率が100%近い玄米」を購入し、自分で発芽させる必要がある。
- 発芽させたら即炊飯し、保温状態で保存しながら少しずつ食べる。
以上が、「発芽玄米の正しい食べ方」です。
要は、「楽はできない」ってことですね。(笑)
しかし、私はよく以下のようなご相談を受けます。
「市販の発芽玄米が体に良くないことはよく分かりました。
でも、自宅で玄米を発芽させるのは大変です・・・。
なにか良い方法はありませんか?」
気持ちはよく分かります・・・。
私は比較的元気な闘病生活を送っておりますが、普通のがん患者さんであれば、
抗がん剤や放射線治療の副作用にフラフラになりながらも、食事の準備に励むわけです。
そのような方が玄米の下準備を「毎回行う」のは、体への負担が大き過ぎます。
出来ることなら、一気に炊いたあとに冷蔵庫に小分けして保存し、
食べるときに冷蔵庫から取り出して「レンジでチン」して食べたいのです。
そのほうがラクですし、電気代も浮くからです。
もちろん、良い方法があります。少し食感が変わってしまいますが、
以前の記事でも紹介したように、「乾煎り」すれば良いのです。
乾煎りさえして頂ければ、「発芽抑制因子(アブシジン酸)」の毒性は
完全に死活化されます。そのあとに炊飯しようが、冷蔵庫で保存しようが、
全く問題ありません。
「乾煎りのやり方」は、上記のリンク先で解説しています。
興味のある方は是非参考にして頂けたらと思います。
ずぼらな私でも簡単にできます。(^-^)
ただ、乾煎りしちゃうと玄米粒が水分を十分に吸収しなくなるので、
炊いたときに「パサパサ玄米」になります。
それが好みな方はそれでいいと思います。
パラパラチャーハンが好きな人は、むしろ乾煎りした玄米のほうが好みでしょう。
ただ、玄米特有の「もちもち感」が恋しい人には、
乾煎りした玄米は美味しくないと思いますので、お勧めできません。
と、思ってたのですが、以前ある方からメールを頂きまして、
十分に水分を吸収した玄米粒であれば、その後に乾煎りしても
「もっちり感」を出せるそうです。
玄米を洗米した段階で、既にかなりの水分を吸収できているので、
発芽米を10分程度水に浸けておけば大丈夫だと思います。
あと、炊飯時に雑穀米を加えることで、もちもち感や香ばしさが際立ちますので、
もっちり玄米が好きな人は試してみてください
炊き方は、以下の記事が参考になると思います。
玄米に含まれているフィチン酸が、
人体にとって有用なミネラル
(カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなど)や
栄養素を排出してしまう
2017/5/29 大腸がんの食事療法 0
前回の記事で、「フィチン酸は強力な解毒作用がある」と話しましたが、
その作用があまりにも強すぎて、体にとって有効に働く栄養素も、
体内から排出されてしまう・・・。
それほどフィチン酸は他の物質と結合しやすい性質があります。
ですから、「そんなものが体内に入ってしまうと、体から栄養素を奪ってしまい、
栄養失調になるのではないか?」という主張があります。
さきほど「米糠に農薬や放射性物質が溜まりやすい」と説明しましたが、
その理由もフィチン酸です。フィチン酸は主に米糠の部分に存在している為、
それらの物質とガッチリ結合してしまいます。
結果的に、フィチン酸の周りには農薬や放射性物質、その他の有害物質が
引きつけられてしまいますが、それと同時に人体にとって有用なミネラル
(カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなど)もフィチン酸に
よって引きつけられています。
なので、米糠は栄養豊富でもあり、毒でもあるのです。
ただ、さきほどもチラッと書きましたが、玄米にフィチン酸は含まれていないんですよね。
玄米否定派(不勉強派)の皆さんがフィチン酸と呼んでるのは「フィチン」のことです。
一般的にそのような理解ですから、私も皆さんに伝わりやすいように
「フィチン」のことをフィチン酸として解説していますが、本当は違います。
ですから上の主張は全部ひっくり返るのですが、
それで解説を終わらせてしまうのも少し不親切な気もするので、
出来るだけ難しくならないように違いを説明します。
フィチンとフィチン酸の違い
2017/5/29 大腸がんの食事療法 0
- フィチン酸(略称IP6)は、まだ他の物質と結合する力がある
- フィチン(フィチン酸塩とも呼ばれる)は、他の物質と結合する力はない
簡単に説明すると、両者の違いは上記になります。
そして、玄米などの種子類に含まれているものは、フィチン酸ではなく、
「フィチン」という形で存在しています。
つまり、様々な栄養成分(※もちろん有害成分も含みます)と結合しきって、
これ以上他の物質と結合できない状態で安定して存在しているのです。
例えば、フィチン酸がミネラル4個と結合し、これ以上他の物質と結合出来ない形で
「フィチン」として安定しているとしましょう。
自然の状態で穀物中に含まれているのはこのような形です。
このフィチンが体内に入ります。
フィチンが体内に入ると、「フィチン酸 + 4個のミネラル」となって、
4個のミネラルがフィチンから遊離した状態になります。
専門家も含め、ほとんどの方はこの状態のフィチン酸が「危ない」と言ってるわけですね。
フィチンがフィチン酸になると、他の物質と結合出来るようになりますから、
体内に存在する4個のミネラルと再結合します。また、フィチンに戻ります。
そうやって、フィチンはフィチン酸になったりフィチンになったりを繰り返して、
体内から排出されていきます。
さて、体内に存在するミネラルの量は減ったでしょうか?
4個のミネラルと結合しているフィチンが入ってきて、
フィチン酸が4個のミネラルと結合して体内から排出される・・・。
減ってませんよね?
単純に算数の問題です。
こうやって論理的に考えれば、フィチン酸によってミネラル不足になることは
考えられないです。
理論上ではそうなるのですが、実際にはもう少し複雑な化学反応が起きていますし、
理論と現実は必ずしも一致しません。
では、実際はどうなのでしょうか?フィチンを豊富に含んだ玄米などの食べ物を
定期的に摂取していると、ミネラル欠乏になるのでしょうか?
過去にヒトや動物を対象にしたフィチンとミネラルの関係を研究した論文がいくつかあり、
それによると、「フィチンのキレート作用(※)によるミネラル欠乏のリスクはない」
ことが証明されています。
(※「キレート作用」とはミネラルなどの金属元素と結合して
体外から排出してしまう作用のこと)
エルンスト・グラーフ博士と彼の助手、ジョン・イートンは
1984年、微量鉱物元素と結合した『フィチン』は、
その結合を簡単に離し、離れたミネラルが
体内に吸収されることを示しています。さらに、フィチン酸があるほうがミネラルが吸収されやすい
ことを示しています。日本の大川順正博士は1984年高カルシウム尿症の患者の追跡調査で、
患者に『フィチン(IP6)』を高濃度に含有する米ぬかを
連日10グラム2年間投与しました。その結果、血清中のカルシウム、リン酸化合物、
あるいはマグネシウムの濃度に有意な低下はありませんでした。すなわち、またもやIP6の有する微量元素気レート作用が
生態に及ぼすかもしれないという危惧を吹き飛ばす結果になったのです。(出典:アブルカラム・M・シャムスデン著、
坂本孝作訳『天然坑ガン物質IP6の驚異』講談社、
2000.9.20発行、144頁より引用)
このように、フィチンによるミネラル欠乏は杞憂であることが分かります。
ミネラル欠乏どころか、逆にミネラル吸収効率が上がった報告もあるくらいです。
さらに言えば、フィチンは玄米以外にも豆類や未精製の穀物に多く含まれています。
もしフィチンがミネラル欠乏を起こすなら、玄米よりフィチンが多く含まれている
小麦や大豆などを食べてもミネラル欠乏を起こしそうなものですが、
そのような話は聞いたことがありません。
玄米に含まれているフィチンに対しては批判するのに、
玄米以外の上記に示した食物に対してはなんの声も上げない理由がよく分かりません。
玄米を発芽させると、ミネラル吸収効率が上がると共に、
フィチン酸の持っている抗ガン効果もアップする
大腸がんの食事療法 0
また、玄米を発芽させるとフィチンが分解され、ミネラルが体内で効率よく
吸収されるようになりますが、同時にフィチンが本来持っている
抗がん作用も強力になります。
イノシトールには、六ヶ所のリン酸基結合部位があります。
したがって、イノシトールのリン酸化合物は、
それに結合したリン酸基の数により名前がつけられています。イノシトール一リン酸(IP1)、イノシトール二リン酸(IP2)、
イノシトール三リン酸(IP3)、そしてIP4、IP5などです。六個のリン酸基がすべて結合するとイノシトール六リン酸(IP6)と呼ばれ、
ときに「InsP6」と表記されます。フィチン酸とも呼ばれています。IP6はリン酸基が一つずつ外れることによってイノシトールになります。
また逆に、イノシトールはリン酸基が再び結合することによって
IP6に変換されます。イノシトールとIP6は協同的に働きます。両者を組み合わせて用いたほうが、
それぞれを単体で用いるよりも健康に寄与する効果が強力です。後で詳しく述べますが、IP6にイノシトールを加えることにより、
いっそう強力な「抗がん性カクテル」が出来上がります。IP6に関して私の研究室で行われた数多くの先駆的な実験で、
常に再現性をもって統計学的な有意差で、様々な臓器・組織のガンを
抑制するという事実が示されました。+
そのなかには、大腸がん、乳がん、前立腺ガン、肝ガンなどが含まれています。
世界各国の科学者もこの事実を追試で確認し、正しいと認めつつあり、
さらに研究に取り組む科学者も増えています。(注:文字装飾は管理人による)
(出典:アブルカム・M・シャムスディン、
坂本孝作訳『天然抗ガン物質IP6の驚異』講談社、2000.9.20発行、
18頁~19頁より引用)
つまり、「フィチン酸」と「フィチン酸が分解したもの」が混合して
存在していることが重要
ということです。
(因みにイノシトールとは、「フィチン酸が分解したものの一種」と
思ってもらっていいです)
発芽玄米はまさにその状態でフィチン酸等が混在していますから、
玄米よりも抗がん作用が強いと言えます。
ミネラル吸収率が上がり、フィチン酸の抗がん作用も高まる、
さらにギャバ(γ-アミノ酪酸)が玄米の約3倍ほど含まれているとなれば、
発芽玄米を食べない理由はないと思います。
- 以上
せっかく自然栽培米を入手しても
発芽させなかったら、
健康を害しますからね。
ご参考までに。
ポチッとクリックお願いします🤲
コメント