こんにちは😃

今日も、昨日の薬の保存


に続き、皮膚科専門医らしい情報を。

死ぬまでに一度はなる病気⁉️として、
帯状疱疹があります。

帯状疱疹って⁉️

水痘(水ぼうそう)に罹ったことのある方は
脊椎(背骨の中の)神経にウイルスが存在していて
体の抵抗力が落ちた時、抗体の期限切れが起きた時に
左右どちらか片方の神経に沿って
帯状に水ぼうそう同様の水疱(周囲に赤みを伴う)が出現。

出始めは、痒みがあり
夏場に生じると、虫刺されと間違うことも。

徐々に痛みが出て、強烈な痛み(神経痛)になります。

早期に抗ウイルス薬を内服すると、
痛みも発疹も軽くすみます。

Zanc test と言って、水疱を破り
中の液体を顕微鏡で覗いて、ヘルペスウイルスか否か?を
調べる方法がありますが、
単純ヘルペスも、水痘・帯状疱疹ヘルペスも同様に見られるので
区別がつきません。

血液検査で、ウイルス抗体測定をしますが
1度だけでなく、2週間後にも同検査をして
どれだけ数値が上がるか⤴️?を見るので
確定診断に3週間ほど時間を要します。

帯状疱疹は、早期診断、早期治療が重要‼️


今年に入り、Dr.Rikaが勤務する病院ならびにクリニックで導入した
簡易型抗原キット  デルマクイックVZV
(市販されているものでは、ありません。医療機関で使用)


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水疱を破り、中の液体を綿棒で拭うところまでは一緒。
それを抗原の液体に溶かして、3滴試験紙に垂らすだけ。

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妊娠検査薬のような感じで、わずか5〜10分で結果が出ます。

冬場は、帯状疱疹が増える時。
こんな便利な検査方法があると知っていると良いですね。

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