今日の1冊

光の医学  光と色がもたらす癒しのメカニズム
ジェイコブ・リバーマン著  飯村大助訳
日本教文社

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眼科医(検眼)の著者が、1974年に7歳の弱視の女の子の良い方の目に
光を当てたことで視力1.0にまで回復させ(22歳でも1.0キープ)た経験から
光の治療に携わり、光や色の治療効果を一般人でもわかりやすく本に
してくださったものです。

光療法は、何千年にもわたり多くの文明に知られていますが、
中でも「ヘリオセラピー」が有名です。
ギリシャの太陽信仰の中心地ヘリオポリスに名高い癒しの神殿があり、
そこでは日光がスペクトル成分(色)に分けられ、個々の色が特定の治療に
使われました。

色とは光の具現であり、歴史的な文明にとっては神聖であるとともに
治療の意味がありました。

著者自身の経験や、歴史的に発見されてきた色と光の効能について
本より箇条書きにすると、

🔵  アルバート・セント・ジェルシ氏(ビタミンCの発見でノーベル賞受賞)
  
      「体内に摂取されるエネルギーはすべて太陽から与えられる」と結論づけた。
         エネルギー処理に関わる酵素とホルモンの多くには色がついており、
         光に敏感。

🔵  1979年マルテイニクとべレジンが同じような結論

       ①光の色によっては体内酵素の働きを500%も向上させるものがある
       ②酵素の反応速度を増したり、活性化あるいは不活性化させたり、
           細胞膜を通る物質の移動に関与したりできる色があること

🔵  ゼイン・カイム博士の著書『日光』

        日光浴を続けると、活動していない時の心拍数、血圧、呼吸速度
         血糖値、また運動後の血液中の乳酸は〈下がり〉、
        精力、筋力、忍耐力、耐ストレス性、血液の酸素吸入量、運搬力は〈上がる〉

→   人体はまさしく生きている光電池であり、人間の栄養素である日光から
      エネルギーの供給を受けていることを示している。


🔵  視覚障害と精神病との間に強い関連
        うつ病、精神分裂病(本の記載のまま書きます   現在は統合失調症)、 
        アルコール依存症に悩んでいる人の66%に視覚障害が見られる。

🔵  ゲーテの著書「色彩論」があり、ゲーテ派の学者で色彩論の権威であった
      ルドルフ・シュタイナー(他にもバイオダイナミック農法や音楽にも精通)
      は、ノートに下記のことを記載。

      色の中で生きること
      色からしか表現は体に広まらない
      色の表現から感情が広まる
      感じられたり、表現された色から衝動が広まる

🔵 ピタゴラス(ギリシャの哲学者  建築理論にもなっている)は、
       キリスト生誕の500年前に色による治療を行なっている。

🔵  新生児黄疸には、反対色の青色光治療

🔵  赤い光は、偏頭痛に効果あり

🔵  クールホワイト蛍光照明時に、児童は活動亢進、疲労、イライラ、注意力散漫
      フルスペクトル人工照明(自然光と同じ領域)に変えたところ、1ヶ月のうちに
       成績全体のみならず、生徒の態度や教室の雰囲気が著しく改善。

       フルスペクトル照明の教室では標準のクールホワイト蛍光照明の場合に比べて
       子供達の虫歯の数が3分の1に減っている

🔵  フラウンホーファー線(元素に固有の周波数の放出)のスペクトルから
        色を治療に使う。
        ディンシャーは、音感と結びつけて12色のカラーフィルターセットを開発。
       体の必要部位に直接照射。

🔵  「シントニクス」  ハリー・ライリー・スピットラー博士の治療システム

        眼から光を取り入れただけでなく、患者の身体と感情の構造や体質の
        パターンに応じて治療。→  著者は、これを用いて治療

🔵   視野の狭窄は、学習障害に繋がる。
         対照実験で、学習障害(読む領域)のレベルが同じ被験者グループに分け
        一定した周波数の光を20分間  週4回✖️6週間続けたところ、(シントニクス)

        実験グループの

        視野の拡大は対照グループの208倍
        注意持続時間は、4倍
         視覚の記憶力は、7倍
        
🔵   シントニクスの青〜緑色のフィルターで、緑内障 眼圧、視野ともに改善例
        ほかに、脳卒中による後遺症、色素性網膜炎の改善

🔵  ピンク色の蛍光灯のもとで飼われたハツカネズミは、がんや生殖上の
       問題が起きやすい(1964年  ジョン・オット博士)

🔵  遠紫外線(UVC、殺菌光)でDNAを傷つけた後に、近紫外線(UVA)を
       照射したら、細胞が元に戻るばかりか、若返った。→寿命を延ばす。
      (ジョーン・スミス・ソネボーン博士)

   
何事も、突き詰めていけば極みに達し、悟りに繋がるのだと思います。
著者がメガネをかけることなく、フォーカスせずに見始めてから
オーラや、今まで気づかなかったことに気づき、視野が広がり
発見していったのだと思います。

光や色だけでなく、ホリスティックに物事を捉えている著者は、
ホメオパシーに関しても記述しています。

医学の領域から提唱していますが、人類の目覚めを促し
個々の光を強め、本来の自分を取り戻すために書かれたものと
感じました。

著者によると、

色は、人間の生活状態や意識状態をもしますと考えられる。
私の信じるところによれば、光が私たちに影響を与えるだけではなく、
私たちの意識の状態によって光をどう扱うかが決まる。


序文に記載されて、感動した言葉をそのまま載せます。

私たちの一人一人が完全になるにつれて、私たちは光を放つ。
みずから背負いこんだ心と体の障害物に邪魔されることなく、
内部からの光を放つ。

未来の医療は光そのものである。
私たちは自分の本質である光によって自分を癒すことになる。

以上

Dr.Rikaが思っていること、、、、

病気は、本来の自分に戻るための大いなる気づきを促すサインであり
心の持ちよう、自然治癒力によって治るものであり、
薬で根本を治すのではなく、あくまで補助として薬を使うこと。
自らの健康は他人任せにするのではなく、自らの意思と責任をもって
選択し、実践することだと思います。

医者や医療従事者は、あくまで健康に導くためのサポーターであり
寄り添う役目でしかありません。

何事も人のせいにすることなく、自らが放った思い、意識、言動が
現実を作り出し、人間関係や心身の健康を作り出していることを
胸に刻み、本質に戻ろうではありませんか!

自らを治せるのは、自分しかいません。

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