2017.2.4(土曜  立春)に参加

今、気づいたのですが、「医心方」の寺小屋を主催している
未来医療研究会に初めて参加したのが、2年前の今日  建国記念の日2.11
でした❣️

左手(橈骨2箇所、舟状骨の計3箇所)複雑骨折後で、
ギプスを巻いての参加でした⭐︎




















世界遺産登録を望まれている日本最古の医学書 「医心方」。

平安時代に丹波氏により編纂されたもので、中国のみならず
インドの古代医療も盛り込まれ、薬草や食物だけでなく
鉱物による治療や念によって生じたものを治すことまで書かれています。

房内篇(男女の交わりのこと)だけがクローズアップされてしまい
名だたる学者が関わらないようにしていたのと、中国人でさえ
解読不明な漢字が多いこと、途中で当てずっぽうに間違った字で
編纂された歴史(日本医学叢書)があり、
意味不明で解読できずに長年過ぎていました。

槙 佐知子先生が1974年1月に医心方と出会ってから
40年の歳月をかけ、独自に漢字を解読し、全30巻を現代語訳されました。

83歳になられる槙先生に直接教えを請う機会を得て、
寺小屋形式で学ばせていただいております。

今回は、何かとございます房内篇

皇帝、殿様や武家にとっての子作りや男女の営みに関して描かれているようで、
男性にとってのものが殆ど。30章のうち、女性主体のものは、1章だけです。

【 Sexしてはいけない時 】

大風  →  子供が病気がちになる
濃い霧
寒い日
暑い日
稲妻 雷 稲光 → 子供がてんかんに
太陽や月が隠れている時
日食、月食
冬至、夏至
星空の下
井戸や竃の側
トイレ
死体や棺の側
酔っている時

【 Sexに適した時 】

早朝に向かう境目  → 子供が富、長生き

【 入相女人 】

男性にとって有益な女性を入相女人(にゅうそうにょにん)と言い、
みためかたちや肌、髪、ホクロの位置だけでなく、性的な特徴にも及びます。

肌が滑らかで、骨が細いのが良いのだそうです。

江戸時代の大奥の「証風呂」や「お褥すべり」の風習の源流も医心方から
来ているのでは?

因みに、漢の武帝時代に悪女と呼ばれた西王母は
生涯結婚はせず、若い男性と交渉を重ね、美貌を保っていたそうで
彼女が交渉した男性は皆病気になってしまったそうです(^_^;)


不妊女性が営みの際に、左手に小豆14粒を持ち、
射精の瞬間に小豆を飲み込むと子宝に恵まれる   など不思議なことも
多く書かれています。


写真は、槙先生が中国で入手した古代の体操図示



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