Bliss Life by Dr.Rika

La Luce代表 予防食医 Dr.Rika 薬と洗剤を使わない皮膚科専門医 食、生活、瞑想を通じて、心身健康、魂が輝く人生に

La Luce代表 予防食医 Dr.Rika 薬と洗剤を使わない皮膚科専門医 食、生活、瞑想を通じて、心身健康、魂が輝く人生に 愛犬、3分クッキング、代替医療、巡礼の旅について書きます。

本日の1冊🎵
無病法  極小食の威力  ルイジ・コルナロ著  中倉玄喜 編訳・解説




































無病法
ルイジ・コルナロ
PHP研究所
2014-07-04



ルイジ・コルナロ(1464〜1566)

ルネッサンス期イタリアの貴族。
当時としては、異例の102歳の天寿を
全うしました。

ヴェネツィア共和国パドヴァ市の行政長官、
干拓、農業事業拡大、
ヴェネツィア、パドヴァの広大な私有地に、
幾つもの豪華な邸宅、
自分で設計した庭園を造らせました。

社会的地位、名声、功績があり、
老年には講演活動、執筆で
極小食がいかに健康に良いかを唱え続け、
全ヨーロッパで著書が翻訳されたこともあり、
当時最も著名なイタリア人
だったそうです。

レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロは、
あくまで貴族のお抱え画家であるのに対し、
ルイジ・コルナロは彼らのような人を使う立場で
活躍していたのですから。

貴族仲間と暴飲暴食に明け暮れる毎日のコルナロは、
30代で様々な生活習慣病を患い、
40代には生死の淵を彷徨うまでに。

医師の宣告により、意を決して、極小食にしたところ、
数日もしないうちに回復の兆しが見え、
1年後には完全な健康体に‼️

⭕️食を節するとは?

天然のものを中心に、
なにより食べる量をできるだけ少なくして、
必要最小限の栄養だけにとどめ、
消化に関わるエネルギーや酵素などの
消費を避け、食害や老廃物の発生を極力おさえ、
そのことによって、
人類がかつて野生の時にそうであったように、
体内環境を自然本来の状態に
たもつ、あるいはもどす、ことをいう。

そうしたしかるべき体内環境のもとでは、
免疫や代謝酵素など、
体に本来そなわっている修復機能が十全にもたらされる。
そのため、病気になることはない。
あるいは、なんらかの原因で
たとえ病気になったにしても、
前述の強力な修復機能がはたらき、
病気は即座に治る


と、記しています。

コルナロ氏は102歳で亡くなるまで、
目も歯も完全で
若い頃よりも老年期の方が、声も大きく、
朝の祈りの際には
歌いだしそうな状態で、心身ともに健康そのもので、
午睡の中
眠りにつきました。

また飽食の結果、生活習慣病に苦しみ、
死の淵に立たされた40代までは、
怒りっぽく、イライラしていたのが、
極小食にしてから
穏やかで、強靭な精神力を身につけたそうです。

1日総量でわずか350gの食べ物と400ccのワインを昼と夜の2回に
分けて摂っていました。

放し飼いの卵の黄身1個  パン、スープまたはパン粥、
それと肉や魚を少し。
老年になってからは、肉や魚はあまり摂らなかったようです。

【ポイント】

⭕️ 食事の量と回数!
     1日1食で、満腹になる程食べていては、消化エネルギー
  酵素ともに 使われてしまい❎

     また、1日4〜5回に分けてと言うのも、空腹時間が無くなり、
     空腹時に組織の修復がなされるので、こちらも❎

⭕️ 食後の散歩  ウオーキングが消化を促進し、
      元気で長寿に。

◉  肉や砂糖などの摂取によって増えるアノイリナーゼ菌は、
      ビタミンB1を破壊する。

◉   卵は、過食の場合、腐敗しやすく、腐敗するとアミン、
  アンモニア、インドール、スカトール、フェノールなどの
  有害物質を生じて、
       これらが腸内善玉細菌を侵し、さらには再吸収されて血流に乗り、
        体の各処に様々な病気を引き起こす。

◉   人体の正常血液は、PH7.30〜7.35の弱アルカリ。

       これが砂糖、肉、卵、油脂、白米その他の
  精白製品などの多食によって、
       7.30以下の酸性化した状態に傾くと、
  体がそれを正常なアルカリ側へもどそうとして、
  骨からカルシウムを奪う、いわゆる「脱灰作用」に
       よって、骨を脆くする。

◉    一般にカルシウム源と思われている牛乳も、
  脱灰で骨が脆くなる‼️

       牛乳にはリンが多く(母乳の6倍)、
  人体のカルシウム対リンのバランス
       1:1を崩すので、それを補正しようとして、
  カルシウムが奪れる。

       →    骨粗鬆症は、世界4大酪農国  
               アメリカ、スウエーデン、デンマーク、フィンランドで顕著

⭕️   身土不二の穀菜食
 
        現代の日本人にとって理想的な食生活とは?

       ⚪️ 未精白穀物  約50% (タンパク質が含まれている)
             玄米、麦、トウモロコシ、蕎麦、全粒パンなど

       ⚪️ 野菜・海藻類・果物・木の実・発酵食品(納豆、味噌、漬物など)
             約40%

       ⚪️ 動物性食品   魚介類(小魚、エビ、貝類などの全体食)   10%未満

◉   現代のほとんどの料理で見られるような
  砂糖や油脂類をタンパク質
       特に動物性タンパク質と同時に摂ると、
  これらが化学的に結びついて
       AGE(終末糖化産物)やALE(脂質過酸化最終産物)という基本的な
       老化促進物質が大量に生じる。

       →   心臓病、腎臓病、脳動脈硬化症、喘息、関節炎、心筋梗塞、
              神経障害、アルツハイマー病、白内障など

追記  2018  7/18

放し飼いの鶏  卵黄という点が

エドガー・ケーシーのリーディングと同じで、びっくりしました‼️

以上、忘備録

ご参考までに。

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