フッ化物は自然界のあらゆることろに存在し、ヒトの必須栄養素として
位置づけられています。
成人が食品や飲料から摂取する量は1日あたり1.6〜3.2mgと推定されています。
(体重1kgあたり0.05mgが適正摂取量)
フッ化物自体は魚類(イワシ、エビ、貝類等)や海藻類、お茶、味噌、食塩、
りんご、みかん等日常生活で摂取する機会の多い食品等にも微量に含まれています。
あらゆる自然物にフッ素は含まれている(若林歯科)
【フッ素(フッ化ナトリウム)の効能】
横浜 東戸塚 おかざきクリニックのページ引用
http://hanoblog.com/fluoride-treatment-1236
1-1.初期虫歯を治す
歯は食事のたびにカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出し(脱灰)、
唾液によって溶け出した成分を戻します(再石灰化)。
このバランスが崩れた時に初期虫歯が始まります。
フッ素塗布を行うことによって再石灰化が促進され初期の虫歯に
多くのミネラルが吸収されて初期虫歯が治っていきます。
1-2.歯を強くする
フッ素塗布は歯の溶け出した成分を戻す再石灰化の時に、
表面のエナメル質の成分と結びついてフルオロアパタイトという
硬い構造になり、歯を強化します。歯が強くなることによって、
ミネラルが溶け出す脱灰もしにくくなり初期虫歯の発生を防ぎます。
1-3.虫歯菌の活動を抑える
虫歯は虫歯菌の出した酸によって歯を溶かしていきます。
フッ素塗布を行うと虫歯菌の活動が抑えられることによって、
酸の量を減らし、歯が溶かされないようにして虫歯予防を行います。
2. 年齢別の効果
2-1.乳歯の子供がやった方がいい理由
乳歯が萌出し始めたら早速行います。乳歯は永久歯と違い歯も溶けやすく、
虫歯の進行も早いのでフッ素塗布で歯を強化しなければ
すぐに虫歯になってしまいます。
また、年齢が低くて治療の協力が得られない場合でも、
フッ素塗布で虫歯の進行を抑えて、できるようになってから行います。
2-2.生え始めの永久歯にやった方がいい理由
生えたての永久歯は歯の表面が弱く、歯の溝も深いために
虫歯になる確率が最も高い時期です。この時期に歯を削ってしまうと
一生涯やり変え続けなくてはいけません。
そのため永久歯が生えてから2、3年はフッ素塗布を行い、
危険な時期を乗り越える必要があります。
2-3.大人の方にやった方がいい理由
成人になってくると不規則な生活によって虫歯のリスクが上がってきます。
特にブリッジや部分入れ歯が入っている方は唾液の流れが悪くなる
ため虫歯になりやすく再治療も増えてきます。
フッ素塗布によって虫歯のリスクが高い所を集中して予防していきます。
ポイント:歯周病は虫歯のリスクも高くなる
年齢が進むにつれ、歯周病のリスクが上がります。
歯周病になると歯茎がやせて歯の根元の弱い象牙質が出てきます。
これは硬いエナメル質に比べ柔らかいために虫歯になりやすく、
今まで虫歯が少なかった人も急に増えることがあります。
フッ素塗布によって象牙質を強化する必要があります。
【 フッ素の致死量は?】
フッ素は大量に摂取すると毒性を呈し、致死量は32〜64mg/kg、
見込み中毒量は5mg/kgとされ、急性中毒は2mg/kg、
不快症状は1mg/kg程度で起こりうるとされています。
しかし、口から摂取したフッ化物の多くは成人の場合約9割は尿や汗、
唾液として排泄されます。
小児の場合、骨の成長や歯などの形成過程で、フッ素が必要となるため
吸収されたフッ化物の約4割が血液を介して生体で使用されます。
そのため、特に歯のフッ素症にかかりやすいといわれる1歳から3歳の
臨界期には、フッ化物の摂取が過量にならないように注意が必要です。
* 歯科検診等で使用されるフッ素は中毒量に100分の1程度
「フッ素とフッ化物による中毒について」
参照:「中毒ハンドブック」
(山村秀夫監訳、廣川書店、平成2年、第11版)
フッ化物の中毒
- 致死量:フッ素にして5~10mg/kg
だだし毒性効果は1mg/kg以下でも起こる。
血中致死濃度:3mg/リットル
フルオロ珪酸の致死量はフッ化物の場合と同じ。- 毒性の性質:フッ素とフッ化物はカルシウム代謝および酵素作用を阻害し、これによって直接、細胞毒として挙動する。フッ化物はカルシウムと不溶性沈殿物を形成し、血漿中のカルシウム濃度を下げる。
- 皮膚・粘膜への毒性:フッ素、フッ化水素(フッ化水素酸)、およびほとんどのフッ素誘導体は組織の腐食剤である。
1~2%濃度の中性フッ化物は粘膜の炎症と壊死を引き起こす。
死後には硬直が急速に起こり、その病理所見は脳のうっ血と浮腫、肺水腫さらに肝と腎における変性である。
フッ化物の慢性中毒
- 1日あたり6mg以上のフッ素摂取はフッ素症を起こす。
- 症状は、体重減少、骨脆弱、貧血、脱力、関節の強直であり、もし歯の形成期に暴露すると歯が褐色となる。
- 骨硬化と靭帯のカルシウム沈着。
- フッ素を扱う作業従事者は6ケ月ごとに尿中のフッ化物を定量すべきである。
- フッ素症の治療は暴露を受けぬようにすること。関節強直が戻るまで、1年またはそれ以上、他所に移転して暴露を避けることが是非とも必要である。
因みに先日Dr.Rikaは初めて行った歯科医院でクリーニングの際
何の説明もなく、フッ素を使用されました。
微量ではあるものの、最近特に敏感で、口腔粘膜がただれびらん(ベロりんと粘膜が剥がれる)になってしまいました。関係性があるかは断定できませんが、顔面のアトピー性皮膚炎が悪化し、真赤になりました。
また、フッ化ナトリウムによるアレルギー症状も報告されております。
http://blisslife.blog.jp/archives/1052649041.html
むし歯予防フッ素の真実(フッ素とは、何か、丁寧に説明してあります。)
http://thinker-japan.com/husso.htmlhttp://thinker-japan.com/husso.htmlフッ素摂取で歯がもろくなる(富山大医学部などが報告)
学校でフッ素うがいをさせるのは、なぜ?
学校でのフッ素うがいについて、専門家や保護者、そのほかの関心のある方々のやりとりです。
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/198.html

・日本むし歯予防フッ素推進会議(日F会議)
http://www.nponitif.jp/
の中では、2015年度版の指針が掲載されています。
http://www.nponitif.jp/2015fluoridecurrentinformationintheworld.pdf
【フッ素利用の歴史】
歴史上、初めてフッ素が人間に使われたのは、ナチスが強制収容所の
ユダヤ人たちが脱走しないように気力を削ぐ神経毒としてなのです。
水道水に少量のフッ素を入れることで、殺すことなく思考能力を低下させ、
大衆をコントロールしようとしていたのです。
その後も、その神経毒として有効な働きから、ネズミを殺すための
ねずみ駆除剤としても利用されてきました。
アメリカでは、虫歯予防効果があるという理由で、70年以上前から
現在75パーセントの方がフッ素添加の水道水を使用しています。
イスラエルも70パーセントの方が使用。
🌟Dr.Rikaの私見結論🌟
🔴1フッ素は、自然界に広く存在し、海藻や魚介類を中心に通常摂取量で
欠乏することはまずありえない。
🔴2乳歯、永久歯の生え始めの時期、歯周病や歯の摩耗で虫歯になりやすい
状態では、歯磨き粉や洗口液、フッ素塗布が有効な人が多いと考える。
🔴3しかし、免疫力が低下している時、上記以外の状態での使用は
無意味だけでなく、アレルギーの増悪を招く可能性もある。
🔴4慢性中毒とならないためにも、フッ素添加の水道水は飲まないほうが
良いと考える。
同様に、2以外の人は、定期的に摂取しうるフッ素入りの下記のものを
避ける、量を控える方が良いと考える
・歯磨き粉、マウスウオッシャー(フッ素化合物を含むもの)
・水道水(アメリカなど水道水にフッ素が添加されている国や地域)
・乳幼児の食品(ベビーフードの一部)
・ジュース(農薬などから果実に吸収されているもの)
・ファストフードのフライドチキン(機械で骨をとっているもの)
・缶詰の魚
・魚貝類
・フッ素添加された塩
・たばこ
・麻酔(メチオキシフルレンなどフッ素化合物を含むガス)
・農薬(クリオライト・フッ素化合物をふくむもの)
・フッ素加工(テフロン)のフライパン
・フッ素入りのコーティングスプレー
以上、私の結論です。
フライパンについて、まとめました。
こちらをお読みくださいませ❤️
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