本日の1冊🎵
シリコンバレー式自分を変える最強の食卓
デイヴ・アスプリー著 栗原百代訳
シリコンバレーで巨万の富を築いた著者は、
20年前まで140kgもの肥満で、頭痛や体調不良に苛まれていました。
ありとあらゆるダイエット、食事法を試し、30万ドル以上も費やし
自ら人体実験を重ね、世界トップクラスの医学博士、生化学者、
栄養士などの膨大な数の研究を総合して、心身の能力を向上させる
食事法を確立。
💖 ポイント 💖
1. 朝食に、
良質なコーヒーにMCTオイル、グラスフェッドバター(牧草牛)
を入れて飲む
⭕️ グラスフェッドバターは、良質なオメガ3と共役リノール酸
タップリ
⭕️ MCTオイル(中鎖脂肪酸)は、ココナッツオイルよりも
よりオメガ3豊富
2. ヨーグルトを朝食べると太る!!
→ 腸内細菌を飢えさせると、脂肪が燃える
肝臓で生成される絶食誘導脂肪因子(FIAF)は
体に脂肪を貯蔵させるリポ蛋白リパーゼを阻害
3. 同様に、朝 炭水化物、果物を食べるのはNG‼️
折角オイルからケトン体を作るところを、
炭水化物、果糖を摂取するとブドウ糖が出来てしまい
オイル、余剰なブドウ糖が脂肪に置き換えられ肥満に。
4. 反栄養素
A.レクチンに注意‼️
タンパク質の一種で、細胞膜を糖質結合することで、
小腸の代謝を阻害したり、腸絨毛や関節に損傷を与える
ことがある。
多くの植物性、動物性食品に含まれ
中でも豆類、ナッツ、穀類に圧倒的に多く含まれ
炎症が生じる。
ナス科のトマト、ナス、ジャガイモに注意‼️
⭕️ほとんどのレクチンは熱で破壊されるので、加熱調理を。
# それを知ってから、 玄米や豆類を55度で洗ってから炊いています。
B. フィチン酸
動物や虫に食べられないように進化してきた、植物の防衛システム。
必要なミネラル、なかでも鉄、亜鉛、マグネシウム、カルシウムに
結合することでミネラルの吸収を阻害する。
穀類、ナッツ、種子類に大き含まれる。
フィチン酸を食事から完全に取り除くことは不可能だが
調理した水を茹でこぼすか、レモンや酢などの酸につけると
最小限に減らせる。
✨メモ
グラスフェッドの牛肉やラム肉を食べることにより
フィチン酸の分解を促す。
牛や羊は腸内にフィチン酸を分解する細菌を持っている。
C. シュウ酸
シュウ酸が血中のカルシウムと結合すると、小さく尖った結晶
となって、体内に蓄積 → 筋肉痛、腎結石、腹痛、嘔吐、下痢
ケール、スイスチャード、ホウレン草、黒胡椒、パセリ、ビート
チョコレート、ナッツ、ベリー、豆類に含まれる。
フィチン酸同様、茹でこぼすか酸につけると減少させる。
D. カビ毒(マイコトキシン)
高濃度に摂取すると、心筋症、がん、高血圧、腎臓病、脳損傷
コーヒー、小麦、トウモロコシ、ピーナッツ、果物、チョコレート
ワインが汚染されていることも多い。
汚染された穀物を食べた牛の乳にも含まれる。
産地、生産方法、加工方法をチェック!
✨ メモ
デカフェコーヒーは、低品質の豆が使われる。
5 VIP 血管作用性腸管ポリペプチド
神経調節・伝達物質として働き、ホルモンと電解質濃度を
調整することで胃腸管内を変化させ、膵臓と腸で脂肪と糖の
分解を加減し、胆汁を放出させ、胃液の分泌をコントロール。
脳機能、睡眠、グルコース制御の改善。
脳下垂体と視床下部で作られ、VIPを十分持たないと
血糖、インスリン、レプチンのすべての値が上昇して
甘いものを強烈に欲する。
6 適量の良質タンパク質とたっぷりなヘルシーな脂肪摂取
タンパク質は他の主要栄養素より消化しにくいせいで
過剰摂取すると炎症を起こしうる
鳥肉は低質のタンパク質と記されている
7 レジスタントスターチ
難消化性でんぷん
ポテトスターチや冷やした白米に含まれる
体内で分解されないので食べてもインスリン値を上昇させず、
結果として血糖値に問題を生じない。
腸内フローラを激変させて、酪酸塩という有益な脂肪酸を
生成させることが出来る。
コーヒーと脂肪を摂ることで、すべての腸内細菌を
一旦抑制したあとで、痩せ型細菌にえさを与えて増殖させることができる。
バターには酪酸塩が含まれるので、腸が清められ、
脳の炎症がただちに低減される。
夜に摂取すると血糖値を安定させ、セロトニンの成分を提供して
快眠に導く
→ 炭水化物は夜摂取
以上、忘備録で要点を整理しました。
なんでも正しいとされていたことが間違いと訂正されることも
ありますし、メリットの隣り合わせにデメリットも。
その時々で、体の調子によって自分に最適な方法を見つける
手助けとして活用したいと思います。
いつもありがとうございます😊
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