今日の1冊
三菱財閥創業者 岩崎彌太郎の孫であり、
女彌太郎と言われるほどのいごっそう。
いごっそう(異骨相)というのは、
土佐弁で
頑固、酒豪、豪傑、気骨ある男性の事を
言いますが、
美喜(子)さんは、まさに性別超えて
いごっそう！
外交官夫人として海外に赴き5ヶ国語を
操る才女。
進駐時代に、GHQと真っ向から&裏から
渡り合い、大磯に戦争混血児を養護する
エリザベス・サンダース ホームを
創設、運営した女性がいたとは初めて
知りました。
不忍池近くのジョサイアコンドル建築の岩崎邸を
10年ほど前に訪れましたが、
贅を尽くした美しいもので感動！
ビックリしたのが、我が家の家紋と
同じものが随所にあった事‼️
ゲストハウスとして優雅な時を刻んだだけでなく、
GHQに占拠され同居を強いられ、
深夜2時頃に政治犯と決めつけられた人たちが
毎晩のように拉致されていたとは
知りませんでした。
10年以上かけて取材された著者の
熱意、愛情、戦後の日本の現実を伝えたいという
思いに触れました💖
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